<Food Relation Network × 東の食の会>開催レポート
2011年11月25日
2011年10月29日(土)と30日(日)、<Food Relation Network × 東の食の会>が、国立代々木競技場・オリンピックプラザにて開催されました。このフードフェスは、東の食の会と、一般社団法人APバンクならびにAPバンクがコンセプトプロデュースするkurkkuが推進する日本各地の生産者と都市で生活する人々をつなぐプロジェクトFood Relation Networkが主催したものです。
また、本イベントは“音楽、お笑い、食”を軸としたイベント「東日本大震災復興祭2011~子供たちの未来のために~」の一環として行われ、音楽・お笑いコンサートのご来場者を始め、両日合わせ約1万人のお客様にご来場いただき、会場は非常に賑わいました。
イベントの様子を、写真を中心にご報告いたします。
■会場全体
29日(土)は好天に恵まれ、30日は一時あいにくの雨が降りましたが、会場には1万人もの多くのお客様にお越しいただきました。
■東の屋台ストリート
お祭りのメインは、東日本の被災された生産者(※復興ヒーロー)が中心になり出店していた屋台です。お昼や夜の時間には、多くのお客様で各屋台に行列が出来ました。
※復興ヒーローとは…東の食の会は復興に向けて雇用を担っていく地域のリーダー達を「復興ヒーロー」と呼んでいます。一人でも多くの復興ヒーローが生まれるよう、東の食の会は地域のリーダー達と支援側をつなぐマッチング事業を進めて参ります。
宮城・岩手・福島などから遠路はるばる来た復興ヒーロー達。産品の調理にも自然と力が入ります。
ほや、ほたて、さんまといった旬の海産品から、栗などの農産品、こんにゃく、餃子のような加工品まで様々なジャンルの産品が並びました。もちろん焼そば、カレーなど定番メニューも盛り沢山。
■東のマルシェ
会場の一画に設置されたテントではマルシェが開かれ、復興ヒーロー達が野菜、果物、ジャム、醤油など自慢の逸品を販売しました。
客引きにも力が入ります。威勢のいい掛け声のもと、多くのお客様がマルシェにいらっしゃいました。
東の食の会でもブースを設け、会の活動を説明するほか、会津の木工品のほか、チャリティーポストカードなどの商品を販売していました。
■東のビアガーデン・Table for 東北
屋台・マルシェでお買い物をされた後は、「東のビアガーデン」で飲み物を買われたり、会場内に設けた座敷スペース「Table for 東北」でおくつろぎになる姿が見られました。「東のビアガーデン」では、東北の地ビールやオーガニックドリンクを多数ご用意。そして「Table for 東北」にはこたつを設置しました。東日本の食材を使った料理・ドリンクを食べて飲みながら、こたつの中でゆっくり過ごす。そんな贅沢なひとときを送るお客様も多く見受けられました。
■Food Relation Network シェフズテーブル 【IL GHIOTTONE & kurkku】
Food Relation Networkのフードプロデューサーと呼ばれる有名シェフらによる野外レストランが設置されました。屋外とは思えぬ優雅な雰囲気のもと、東日本の食材とフードプロデューサーとのコラボレーションで出来たスペシャルメニューを提供しました。
(写真撮影:中野幸英)