復興ヒーロー紹介

震災なんかには負けないよ。おいしさでも誰にも負けないよ。

伊藤浩光(いとう・ひろみつ)/合同会社OHガッツ/宮城県

2012年6月20日

雄勝の海が、雄勝の森が、雄勝の人が。この国の未来になる。
三陸・雄勝に生まれた新しい漁業の形、漁師の会社オーガッツ。


  伊藤浩光(いとう・ひろみつ)
  合同会社 OHガッツ
  宮城県石巻市雄勝町
   ◆主要商品◆
  牡蠣、ホヤ、ホタテ、銀鮭 

 

 

 ―合同会社OHガッツ―

公式HP : http://oh-guts.jp/
公式Blog : http://oh-guts.jp/blog

 

―震災による被害―

養殖施設全滅、漁船全流失、加工場全流失、住居全流失。

 

 

―今後の復興に向けた想いや構想―

生産者が直接加工販売まで携わり今までの流通の形態を変え生産者受け取り価格の向上を実現させ、激減した漁業者を増やす為にも真の儲かる漁業のシステムを作り、後継者の育成の為にも人材交流と人材の受け入れを積極的に行い町全体の産業基盤を築いていきたいと思っています。

 

 

 

 

―食や地元にかける想い―

水産業と観光の融合と養殖体験(グリーンツーリズム)を取り入れて消費者との距離を近くして地元への人口の流れを作る事により地域産業と雇用を増やして元気で明るい街づくりに貢献して、雄勝町のブランド化の流れを計って行くことにより町自体の意識改革と活性化に繋がるのではないかと考えています。

 

 

 

―合同会社OHガッツからのメッセージ―

美しいリアス式海岸に面した雄勝町は、昔から、牡蠣や帆立、ホヤや銀鮭などの養殖が盛んでした。特に、豊かな山々の養分を含んだ湧き水が流れ込む雄勝湾は、世界屈指の養殖地として知られています。
しかし、2011年3月11日に起こった東日本大震災は、この地に大きな被害をもたらしました。約4300人だった人口が、1000人弱に減少。高齢化による人口減少に、さらに拍車をかけました。
私たちは思っています。本当の復興とは「震災前の状況に戻すこと」ではなく、町としても、生産拠点としても「未来に開かれた地域」を築き上げることなのだと。
この想いに賛同した地元の養殖業者が結集し、さらに被災地の復興支援ボランティアを行っている立花 貴さんと山本圭一さんのサポートが加わるこで、外へと大きく開かれた新しい企業として、2011年8月に設立となりました。
これまでも一人の養殖者、漁師ではできなかったことが数多くありました。しかし、合同会社として生産者同士のネットワークを作れば、その多くは可能になります。雄勝湾で養殖される海産物は世界的にも認められていますが、まだまだ潜在的な価値のある商材です。オーガッツでは、生産から加工、販売までの一連のプロセスを自分たちで担うことで、品質や価格のコントロールを含む明確なブランディングを行い、世界レベルのモノ作りを目指していきます。
同時に、注力すべきは、養殖業の新しい担い手の育成です。漁業に関心のある若者などに約3年かけてきちんとノウハウを伝授。また、定住者に対しては漁業権が取得できるまで「開かれた人材育成」を目指し、町作りとしての立場からも未来を見据えたプランニングを行っていきます。さらに、養殖の体験学習や、海産物を提供するレストラン運営など、水産業とリンクさせた観光産業を興すことで地域の活性化を目指します。海産物は、海と山の恵み。この土地は、美しい自然に囲まれています。仙台から約2時間かかる場所ですが、それだけの価値があるオリジナルなサービスを次々に開発していきます。
漁業を取り巻く環境は、従来から厳しいものでした。これは雄勝町だけでなく、日本全体が抱える大きな問題でもあります。私たちは新しい形の合同会社を通して、新しいモデルケースを作り、日本に向け、世界に向け、漁業の確かな未来を提案していきたい。そう考えています。

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