復興ヒーロー紹介

震災なんかには負けないよ。おいしさでも誰にも負けないよ。

下苧坪 之典(したうつぼ ゆきのり) / 株式会社ひろの屋 / 岩手県洋野町

2013年10月8日

北三陸から日本そして世界へと価値のある地域ブランドを

創造する

下苧坪 之典(したうつぼ ゆきのり)

株式会社ひろの屋 岩手県九戸郡洋野町

(岩手県沿岸最北端の町)

 

◆主要商品◆

天然わかめ、養殖わかめ、こんぶ、

その他海草類、乾物類

(あわび、ほたて、ほや等)

 

 

―株式会社ひろの屋―

【公式HP】http://hirono-ya.com/

 

―これまでの歩み―

以前はサラリーマンをしていましたが、その一方でいつか地元でビジネスをしたいという思いもありました。地元の仲間が次々と起業していくのを見たりして、自分も奮起して平成22年5月に「株式会社ひろの屋」を立ち上げました。

しかしその後1年も経たないうちに東日本大震災が発生しました。徐々に軌道にも乗り始め、これから、というときでした。震災後はまず地域の復興に寄与し、その後自社の復興にこぎつけ、現在に至ります。

 

―北三陸への思い―

北三陸地域は南三陸地域と異なり外洋に面しているため養殖業も難しく、大半の漁師が兼業漁師です。今でこそ”あまちゃん”効果で認知度も上がりましたが、それでも日本の「秘境」。ビジネスとして成り立たないがために後継者が出てこないという悪循環がありました。その上お互いの足を引っ張り合うような人に頼る風土があり、このままではいけないと思っていました。

私は「自分が変わって、自分が動いて人を動かしていこう」と決意しました。父の会社を継ぐのではなく、自分でゼロからのスタート。そして人がやらない分野を徹底してやっています。秘境だからこそあるビジネスチャンスを活かす。例えば今私達が愛媛大と取り組んでいる「フジツボ養殖」のように。そうやって新たな世代の見本となるべく頑張っているところです。 儲かる水産業は確実に地域の活性化に繋がります。そして最終的には「あいつにもできたから、自分にもできるはずだ」と思ってもらい、後継者がどんどん出てきて欲しい、そう願っています。

 

―復興に向けた思いや構想―

キーワードは「連携」です。とにかく三陸の中で成功のモデルケースを作る、それによってほかが奮起する。そんな良い形で刺激し合える関係を三陸地域全体で築くことが大切です。そのためにも各地域の若者がリーダーとして立ち上がっていけるか、それが今試されています。

また、地域内だけでなく、都市部と如何に連携していくかも大切です。世界に立ち向かうために、まずは首都圏で頑張る。そのためにメンターとして教えを請い、切磋琢磨していけるようなメンバーを首都圏にも作ることが不可欠です。自分たちだけでは以前と同じ物しかできませんから。

そうやって最終的には、”MADE IN KITASANRIKU”を世界で売り出し、北三陸全体を世界ブランドにしていきたいです。

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