安全への取り組み

東の食を復活させるために最も大切な素材は、安全です。

自主的放射能検査の手順の発表

2011年12月5日

  東の食の会は、2011年11月30日(水)に、自主的放射能検査の手順(プロトコル)に
 ついて発表しました。
  概要は以下の通りです。
 
 
 

目的

 
 ・東の食に対する生産者、販売者、消費者それぞれの安心感が十分でない現状において、
  公的機関によるサンプリング検査に加えて、自主的な検査により放射能検査の対象を
  できる限り拡大する
 
 ・簡易でコストがかからないが科学的に信頼のできる検査の手順を確立し、
  広く普及させることにより、安全な食品を生産者・販売者が更に安心して売り、
  消費者が更に安心して買えるようにする
 
 
 

原則

 

1)公的な検査を代替するものではなく、補完するもの

 民間の自主的検査は、あくまでも公的検査による安全確認の基盤の上に、
 安心を向上させる手段として行われるもの
 

2)簡易で労力がかからない

 検査が広く普及するには、経済活動を必要以上に阻害しない、
 簡易で労力のかからない方法で行わる必要がある
 

3)費用対効果がよい

 自主的検査を導入する主体の費用負担が過剰にならないよう、
 費用対効果のよい形の方法で行われる必要がある
 

4)状況に応じて変化・進化する

 プロトコルは、原発問題の進展や、政府の規制状況等、
 最新の状況に応じて適時に変化・進化していくもの
 

5)研修・管理体制を重視

 正確で信頼に足る検査が担保されるためには、導入時のしっかりした研修と、
 厳格な管理体制、定期的な検査が必要
 
 
 

検査手順概要

 

<現行の暫定基準値による規制環境>

 (A)入荷時の対象アイテム全箱の非破壊検査 + 
 (B)遮蔽環境での全アイテムの自主サンプリング検査

 
(A)入時の対象アイテム全箱の非破壊検査
 目的    :入荷時の外面が汚れた状態(最も不利な状態)で、簡易に、スピーディーに、
        可能な限り広く検査し、放射線量が基準値を超えていないことを確認
 対象・方法 :乳製品、飲料水、乳幼児製品等を除く、対象アイテムについて、入荷時の
        状態で箱に入れたまま非破壊で検査
 使用機器  :GMサーベイメーター*1
 
(B)遮蔽環境での全アイテムの自主サンプリング検査
 目的    :空間線量の影響を受けない遮蔽環境において、より精密に、
        核種毎の放射線量が基準値を超えていないことを確認
 対象・方法 :全アイテム(放射能レベルが均一と推定される範囲で1アイテムとみなす)について
        1検体を、遮蔽環境においてサンプリング検査
 使用機器  :シンチレーション式スペクトルメーター*2
        鉛ブロックの箱など遮蔽用の道具
 

<新たな厳格化された基準値による規制環境>

 
 食品安全委員会の答申を受けて、現在の暫定規制値よりも大幅に厳しい規制が導入される予定
⇒ この場合、技術的な問題から、上記(B)遮蔽環境での全アイテムの
  自主サンプリング検査 のみに移行
 
*1: Radeye B20-ER (Thermo Scientific社)を使用
*2: BNC SAMl940 (Berkeley Nucleonics 社)を使用
 
 
 

東の食の会による検査拡大のためのサービス

 
・東の食の会では、農協・漁協や生産者、卸業者、流通業者等に対して、
 上記の検査手順を導入するため、以下のサービスを提供する 
予定:
 1)コンサルティング
 2)機器購入支援
 3)環境設定
 4)技術トレーニング
 5)定期検査
 
・今後、費用、詳細の検討を進め、来年よりサービスを開始予定

« 食の産業サミット提言 公開

「FUJIMIZAKA」オープンの御案内 »


hello